わたしたちは彩る!

白と黒のその間に無限の色が広がっている。ひとりひとりが異なるそれぞれの色を解き放ち、武生商業高校に多彩な「彩り」を施している。武商の中心を担っている「生徒会長」「武商デパート社長」「全商9冠取得者」3人の素顔を追い、『武商色』を構成している原色を紹介しよう。

わたしは活きる!

内田 沙那(3年情報ビジネス科、宮崎中学校出身)

2021武商デパート社長

武生商業高校(武生商工高校商業キャンパス)を選んだ理由と、実際入学してどうですか?

小学校の頃、テレビで武商デパートを見て、すごく楽しそうで私も入学してデパートをやってみたい!と思ったことと、高校では普通科以外の勉強もしてみたいと思い武生商業高校を志望しました。実際に入学してみて、気さくで優しい子が多い印象を受けました。また、私はもともと勉強が大の苦手でしたが、商業科目が自分に合っていて勉強が楽しくなり自ら検定取得にも挑戦し、日商2級などの検定も取得することができました。武生商業は検定対策にも手厚く、わからない問題は担任の先生方を始めとし、たくさんの先生方が親身になって相談に乗ってくださいました。進路は就職にするか進学にするか最後まで悩みましたが、最終的には進学に決めました。他の学校よりも広い範囲で長く進路について考えることができるのも武生商業の魅力だと思います。

武商デパートをプレゼンしてもらえませんか。

武商デパートとは生徒が仕入れから販売、決算までの一連の流れを行う販売実習です。株式会社形態で行っており、入学時に出資し、毎年配当金を受け取ることができます。卒業時には出資金は返還されます。
また、このような販売実習を行っている高校は県内には武生商工高校商業キャンパスしかありません。

商業科の教員になり地元の魅力を伝え 地元で貢献できる人材を育ててみたい

武商デパート社長になったきっかけを教えてください。

きっかけは、生徒の意見が反映されるデパートを作りたかったことと、元々内気だった自分を変えたかったことです。生徒の意見を直接反映させるために、全校生徒にアンケートを取って意見を集め、その後は配付されたChromeBookを活用し、いつでもデパート実行委員に意見を伝えられる仕組みを作りました。意見を反映し、今年度のデパートはハロウィン🎃色にするなど様々な取り組みを行いました。

武商デパート社長を生かしてどのような進路を考え、将来の夢を聞かせてください。

デパートでは、地元の方々の温かさや地元の製品の素晴らしさについて触れることができました。その経験を得て、将来は地元に貢献したいと考えるようになりました。
将来は、商業科の教員になり、商業科目の楽しさはもちろん、地元の企業や製品の魅力について教え、生徒に将来は福井県内で就職したいと思ってもらえる授業をしていきたいと考えています。

クラスメイトも朗らかで優しい子が多く、 学校生活はとても楽しかった

武生商業高校としては最後の学年ですが、3年間どうでしたか。

とても充実していた3年間でした。検定や進路は先生方の手厚いサポートがあり、たくさんの検定に合格することができ、叶えたい進路を実現させることができました。また、クラスメイトも朗らかで優しい子が多く、学校生活はとても楽しかったです。
武生商業高校を選んでよかったなと今では心から思います。進路も高校での経験を活かすことができる進路を選ぶことができました。これからも高校生活の思い出を忘れずに生きていきたいと思います。

最後に武生商工高校商業キャンパスの未来の後輩にメッセージをお願いします。

武生商工高校商業キャンパスでは、先生方の手厚いサポートのもと、充実した高校生活が過ごせます。検定取得や武商デパートなど中学では体験できなかったことがたくさん体験できます。
また、部活動もフェンシングや吹奏楽部など様々な魅力的な部活もあります。ぜひ、武生商工高校商業キャンパスを選んでみてはいかがでしょうか。